当神社には、本社(豊川西町134)と元宮(豊川町仁保通)の二つの社があります。本社の御祭神は進雄命(すさのおのみこと)です。元宮(稲田神社)は進雄命の奥さんの稲田姫命が祀られていましたが、大正12年(1923年)に本社へ合祀され、現在は御旅所となっています。 大宝元年(701年)元宮の地に創建。天徳元年(957年)に現在地へ遷座したといわれ、古代と中世のころ、鎌倉街道が当地を通っていることもあり、平家の鎌倉追討使(ついとうし)の戦勝祈願や鎌倉将軍上洛の参詣などがあったと伝承されています。
7月の20日に近い金土日曜日に行われる祭礼です。かつては、陰暦の6月19・20日に行われていましたが、明治42年に太陽暦の7月19・20日に改められました。さらに、昭和43年より現在のような期日に変更されました。 祭礼の中で行われる奉納煙火は400年以上の歴史があり、中でも「綱火」は大変珍しく、参道に100mにわたって一直線に張られた2本の綱を伝って300本以上の花火が連続して発射される独特の煙火で、愛知県指定無形民俗文化財に指定されています。
豊川進雄(すさのお)神社 案内